PIXTA入門ガイド|稼ぐまでのロードマップと期間を徹底解説

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PIXTAで稼ぐまでの期間は、本格的に収益を得られるようになるまで少なくとも2年から4年程度の地道な努力が必要です。月1万円程度の安定収入を得るには、イラストの場合で800点から1,000点程度の作品登録が目安となっています。PIXTAは日本最大級のストックフォトサービスであり、写真やイラストを販売して副収入を得たい方にとって、登録無料でリスクがほとんどゼロという魅力的なプラットフォームです。

この記事では、PIXTAの基本的な仕組みからクリエイター登録の流れ、報酬システム、そして収益化までの具体的なロードマップと必要な期間について詳しく解説していきます。初心者の方がどのようなステップで進めていけばよいのか、売れる写真の特徴やタグ付けのコツなど、実践的な内容も含めて紹介します。

目次

PIXTAとは何か

PIXTAは、日本を拠点とする国内最大級のストックフォトサービスです。ストックフォトサービスとは、写真やイラストなどの素材を事前に登録しておき、購入者がそれをダウンロードして使用するビジネスモデルのことを指します。PIXTAでは写真、イラスト、動画、音楽などのデジタルコンテンツを提供しており、ストックされている素材点数は8,800万点を超える規模となっています。

PIXTAの最大の強みは、日本人モデルを使った写真素材が豊富に揃っている点です。2023年10月時点で登録クリエイター数は40万人にのぼっており、日本企業が運営しているため日本人向けの素材需要に特化しています。国内のビジネスシーンや日本の季節行事、日本人モデルを使った写真が多いのが特徴で、企業のWebサイト、広告、パンフレット、プレゼン資料など様々な用途で利用されています。

クリエイターにとってPIXTAが魅力的なのは、一度作品を登録すれば、その後は何もしなくても売れるたびに報酬が発生する、いわゆる「不労所得」を得られる可能性があるという点です。写真を撮ることが好きな方や、イラストを描くことが趣味の方にとって、その作品を収益化できる場として注目を集めています。

PIXTAで稼ぐための基本的な仕組み

PIXTAで収益を得る仕組みは非常にシンプルです。クリエイターは自分が撮影した写真や作成したイラストをPIXTAにアップロードし、それがPIXTAの審査を通過すると販売が開始されます。購入者がダウンロードするたびに、販売金額の一定割合がクリエイターに報酬として支払われる仕組みとなっています。

報酬は「クレジット」という単位で付与されます。貯まったクレジットは現金に換金することができ、1クレジット108円で換算されます。換金は10クレジット以上貯まった時点から可能となっており、換金一回につき手数料が220円(2クレジット)かかります。振込先口座は三菱UFJ銀行、三井住友銀行、楽天銀行、ゆうちょ銀行の4つから選ぶことができます。支払日は換金申し込み日の翌々月10日となっています。

写真一枚の販売につき、最低でも250円、最高だと3,250円程度の収入が得られます。同じ写真でも価格に違いがあるのは、写真の解像度や用途の違いによるものです。例えばサイズLで一枚売れると3,564円の売り上げとなり、ランク1のクリエイターであれば約754円の報酬を受け取ることができます。

PIXTAクリエイター登録の流れと入門テスト

PIXTAでクリエイターとして活動するためには、まず会員登録が必要です。登録は無料で、費用は一切かかりません。登録に必要なものは、メールアドレス、運転免許証などの身分証明書、そして販売したい写真やイラストの3点です。

登録の流れとしては、まずPIXTAトップページ上部メニューにある「クリエイター会員登録」をクリックし、必要事項を入力します。メールアドレス認証後、身分証明書の画像をアップロードして本人確認を行います。次に、マイページより入門講座を受講します。この講座では、素材販売のために事前に知っておくべき著作権・肖像権などの権利についてや、PIXTAで販売する際に素材に求められる要件について学ぶことができます。

入門講座を終えると、入門テストを受けることになります。このテストは全14問程度で、著作権や写真品質に関するYES/NO選択の問題が出題されます。全問正解しないと写真販売はできませんが、何度でも挑戦できます。不正解だった問題は指摘してもらえるので、その部分を確認してから再度挑戦すれば合格できます。しっかり入門講座を学べば一撃で全問正解できるレベルの難易度です。

以前は写真による審査がありましたが、現在はテキストベースのテストだけになったため、クリエイター登録の参入障壁は低くなっています。写真だけでなく、イラストや動画も販売したい場合は、それぞれ別の入門テストを受ける必要があります。入門テストに合格し、登録情報の審査が通れば、晴れてクリエイターとして活動を開始できます。

PIXTAのクリエイターランクと報酬率の仕組み

PIXTAには「クリエイターランク」という制度があり、過去1年間の販売実績に基づいてランク1から6までの6段階に分かれています。ランクが上がるとコミッション率(報酬率)も上がる仕組みとなっており、長期的に取り組むことで収益性が向上していきます。

各ランクに到達するために必要な累計販売数について説明します。ランク1は累計販売数0から149枚で、登録直後の方は全員このランクからスタートします。ランク2は累計販売数150枚以上、ランク3は500枚以上、ランク4は1,500枚以上、ランク5は3,000枚以上が必要です。そしてランク6は累計販売数5,000枚以上で、トップクリエイターと呼ばれる存在になります。

ランク累計販売数一般クリエイター独占販売専属クリエイター人物専属クリエイター
ランク10〜149枚22%30%30%42%
ランク2150枚以上25%
ランク3500枚以上29%
ランク41,500枚以上33%
ランク53,000枚以上37%
ランク65,000枚以上42%48%53%58%

例えば、Lサイズの写真が一枚売れて3,564円の売り上げがあった場合、ランク1の一般クリエイターでは約754円の報酬ですが、ランク6の人物専属クリエイターになると約2,067円の報酬を得られます。同じ作品でもランクと契約形態によって、報酬が約2.7倍も変わってくるのです。

なお、定額制でのダウンロード5回は、単品購入での販売回数1回としてカウントされます。ランクの計算は毎月行われ、PIXTAに登録した日を起点として、前日までの過去1年間の販売実績により決定されます。

PIXTA専属クリエイター制度のメリットとデメリット

PIXTAには専属クリエイター制度があります。専属クリエイターとは、PIXTAでのみ写真・イラスト素材を販売できるクリエイターのことで、他社でのストック素材の販売ができない代わりに、様々な特典を受けることができます。

専属クリエイターのメリットとして、まずコミッション率が大幅にアップします。一般クリエイターの22%から42%に対し、専属では30%から53%になります。また、専属クリエイターの作品は優先的に審査が行われるため、アップロードした作品がいち早くPIXTAで販売開始になります。

さらに、他の専属クリエイターとコミュニケーションできる専用SNSに参加でき、PIXTAからの情報提供を受けたり、他のクリエイターと撮影会を企画したり、テクニックについて相談することもできます。専属だけに届くお知らせがあり、特別なイベントや撮影会、講習会などにも参加できます。

人物専属クリエイターになると、PIXTAのキャスティングシステムを利用してモデルの手配を行うことができます。人物撮影で発生するモデル代・スタジオ代をPIXTAが立て替え、後日、獲得クレジットの換金支払い時に相殺という形で支払うことができます。2024年7月にはPIXTA Premiumという新しい販売方法の提供が開始されました。PIXTA Premiumに登録した素材は1枚11,000円(税込)で販売することができ、人物専属クリエイターだけが販売できる仕組みとなっています。

一方でデメリットもあります。専属契約を結ぶと、他社のストックフォトサイトでは作品を販売できなくなります。また、人物専属クリエイターは120日の間にモデルリリースつきの人物写真がアップされない場合、契約が解除されることもあります。

専属クリエイターへの応募条件は、PIXTAでの過去一年間の販売実績が150枚以上(ランク2以上)、または直近3ヶ月の販売実績が50枚以上となった場合に応募が可能です。

PIXTAで稼ぐまでの期間はどれくらいか

PIXTAで稼ぐまでの期間については、現実的な期待値を持つことが重要です。結論から言うと、本格的に収益を得られるようになるまでには、少なくとも2年から4年程度の地道な努力が必要です。

成功したクリエイターの例では、成果が見えてきたのはPIXTAへの登録から4年後でした。今までストックしてきた写真や東京の街並みを撮った写真が徐々に売れはじめ、やっと月6万円から7万円の収入を得るようになりました。2017年には月50万円台を達成し、独立したことで撮影・編集の時間も増え、2018年末には売上も月80万円までアップしたそうです。

月収80万円を稼ぐトップクリエイターの場合、アップロード枚数は87,000枚を超えています。単純計算すると10,000枚で約10万円の収入という計算になります。

一方で、初心者の現実的な収入はかなり厳しいものがあります。始めて1年間の収入が合計で約30円程度という例もあり、1年経っても100円にも届かなかったというケースも報告されています。

イラストの場合、PIXTAのみで月平均10,000円になったのは、登録数が1,000点に到達したあたりという報告があります。大体800点ほどが目安で、1,000点を超えるとダウンロード数0という日もほとんど無くなるそうです。

つまり、PIXTAでの収益化には長い時間がかかりますが、2年、3年と色鮮やかで鮮明な写真を沢山アップできる人がストックフォトで稼げる人になれると言えます。「稼ぐ」というところまでいくには長い道のりとなりますが、手軽に始められてリスクがほとんどゼロであることを考えると、継続できる人にとってはおすすめの副業と言えます。

PIXTA入門から稼ぐまでの具体的ロードマップ

PIXTAで収益を上げるための具体的なロードマップを紹介します。

第1段階:クリエイター登録と基礎固め

まずはクリエイター会員登録を完了し、入門講座を受講して入門テストに合格します。この段階では、著作権、肖像権、モデルリリースなどの基礎知識をしっかり身につけることが重要です。また、どのような写真が売れるのか、競合クリエイターの作品をリサーチして市場を理解します。

第2段階:作品の量産期

登録直後は1ヵ月に10枚しか投稿できないという制限がありますが、品質の高い作品をアップロードし続けることで、アップロード可能枚数が徐々に増えていきます。この段階では、まず100枚、次に300枚、500枚と目標を設定して着実に作品数を増やしていきます。

第3段階:ランク2への到達

累計販売数150枚でランク2になるとコミッション率が25%にアップします。また、この時点で専属クリエイターへの応募資格も得られます。ここまで到達するには、作品の質と量の両方が求められます。

第4段階:収益の安定化

登録数が800点から1,000点を超えると、ダウンロード数0という日がほとんど無くなり、月1万円程度の安定収入が期待できるようになります。この段階では、売れ筋のジャンルを分析し、より効率的に作品を制作していくことが重要です。

第5段階:さらなる成長

ランク3、ランク4と上がっていくにつれてコミッション率も上がり、同じ作品数でも収益が増えていきます。月5万円を目指すには、ニーズはそこそこあるのにライバルが少ないジャンルを見つける顧客リサーチが重要になります。また、複数のストックフォトサイトでの販売展開も検討する価値があります。

PIXTAで売れる写真の特徴とジャンル

PIXTAで売れる写真にはいくつかの特徴があります。最も売れるジャンルは人物写真です。2018年の年間クリエイターランキングTOP100では、1位から100位まで、ほとんどが人物の写真を撮っているクリエイターでした。ビジネスシーンや日常生活を表現した写真は需要が高いため、人物写真に取り組めるかどうかが大きな分かれ目となります。

ただし、人物写真には注意点があります。モデルさんを手配して、スタジオを借りて経費を使って本格的に写真を撮っている方々が上位にランクインしています。観光地で撮りためた写真を売ってみたいというレベルでは、大量に売るのは難しいのが現実です。

売れる写真の条件として、まず何を伝えたいのかがひと目で分かる要素が入っていることが重要です。例えば、スーツを着た人物ならビジネス、青空と芽ならエコや成長といった連想ができる写真です。また、テーマの邪魔をする余計な要素が入っていないこと、キャッチコピーなど文字が入るスペース(コピースペース)が設けられていることも大切です。デザイナーは写真の上に文字を配置することが多いため、余白のある写真は使いやすく、売れやすい傾向にあります。

季節のイベントに関連した写真も定番の売れ筋です。クリスマス、ハロウィン、新年などの祝日やイベントに関連した写真は毎年売れます。夏なら、川沿いの風鈴、冷たい麦茶、ひまわり畑、浴衣、入道雲、麦わら帽子など、一目で季節が分かる要素を入れることで検索されやすくなります。

ビジネスシーンやライフスタイルの写真も需要が高いです。リモートワークやテレワークのシーン、環境問題、サステナビリティ、エコ生活なども近年注目されているテーマです。重要なのは、トレンドを先読みして先行アップすることです。例えば、夏前に夏祭り素材をアップしておくと、需要が高まる時期に検索で見つかりやすくなります。

PIXTA入門者向けの戦略とニッチ市場の狙い方

素人がPIXTAで収益を上げるための最重要戦略は「プロと戦わない」ことです。桜、花、空、雲といった誰でも撮れる美しい風景写真は、プロ級の腕や機材を持つクリエイターとの競争が激しく、差別化が困難です。そのため、ニッチで需要がある画像を狙うことが重要になります。

プロと同じシーンの写真を登録しても勝てないため、独自のテーマを見つけることが大切です。例えば、自分の仕事や趣味に関連する専門的なシーン、地元ならではの風景や文化、日常の何気ないシーンなど、他の人が撮りにくい素材を提供できれば、競争を避けながら収益を上げることができます。実際、日常の何気ない風景を撮影した他にはない写真が、撮影者の予想に反して売れることも多いようです。

また、人物写真は売れ筋ナンバーワンですが、モデルの手配やモデルリリースの取得など、ハードルも高いです。最初は日常風景から始めて、慣れてきたら人物写真にも挑戦するという段階的なアプローチも有効です。

PIXTAで稼ぐためのタグ付けの重要性とコツ

PIXTAで売り上げを伸ばすために最も大切なのがタグ付けです。購入者の検索にひっかからないと、どんなに良い写真でも売れません。比較的近いテーマやクオリティの写真であっても、タグ付けの精度によってそのコンテンツの売上は大きく左右されます。

タグ付けは「正しく」「幅広く」が基本です。5つの視点でタグを考えると漏れが少なくなります。1つ目はモチーフ(何が描かれているか)、2つ目はイベント・季節、3つ目は色、4つ目は表情・感情・雰囲気、5つ目は背景の種類です。

タグは必ず50個入れるように努力しましょう。効率よくタグ付けするコツとして、申請する写真のタイトルに入っているキーワードでPIXTAを検索して、他のクリエイターがどんなタグを設定しているか確認する方法があります。

初心者が忘れがちなのは、イラストには「イラスト」というタグが必要だということです。購入者は「欲しいと思っているイラストを表す単語+イラスト」というように検索することが多いため、「イラスト」タグの付いていない作品は検索結果に出てこなくなる可能性があります。

注意点として、情報として誤ったタグが付いていると、購入者からのクレームや損害賠償等のトラブルとなる可能性があります。特に教科書・教材やパンフレット・ポスターなど「資料」として使われる場合、タグが誤っていると大変なことになります。写真に含まれないものや、これを見ただけでは分からないものは誤ったタグと認識されるので入れないようにしましょう。

タグは文章ではなく単語で入力し、半角英数、全角ひらがな・カタカナ、全角漢字で入力します。全角英数字、半角カタカナは使用しないでください。PIXTAには便利な自動タグ提案機能があり、写真の被写体やシチュエーションをAIが解析し、関連性の高いタグを自動表示してくれます。日本のサイトで日本語に強いため、関連のあるタグがポンポン出てきて、タグ付け作業がすごく楽になります。

PIXTAにおけるモデルリリースと肖像権の基礎知識

人物写真を販売する際に必ず理解しておく必要があるのが、モデルリリースと肖像権についてです。モデルリリースとは、肖像権を持つ被写体の人物に署名をしてもらうことで、販売用ストック素材への使用を同意してもらう肖像権使用同意書のことです。

モデルリリースは、個人が特定できる状態で人物が含まれている全ての写真・イラスト・映像に必要です。被写体が撮影者本人や撮影者の家族(小さな子供も含む)、もしくはメインの被写体でなくたまたま写り込んだ人の場合でも、個人が特定できれば、被写体の人数分だけモデルリリースが必要です。

一方、手などのボディパーツしか写っていない場合や、シルエットや後ろ姿になっていて個人が特定できない場合には、モデルリリースの取得は必要ありません。ただし、これは法的に不要という意味であり、撮影者のマナーとして被写体の人物には事前に撮影許可を取ることが推奨されています。

モデルリリース署名の前に、モデルさんには以下の内容に同意してもらう必要があります。加工や編集がされる可能性があること、全世界で将来にわたって使用される可能性があり、使用については申し立てや差し止め請求をする権利は放棄されること、素材が使われた場合でも、何に使われているかの詳細を教えてもらったり、成果物を要求することはできないことの3点です。

事務所に所属しているモデルさんについては、ストックフォトの撮影を制限されている場合もあるので、事前にしっかりと確認し、必ず事務所の同意を得ていることを確認してください。風景写真の中の見知らぬ通行人など、現実的にモデルリリースを取得できない場合には、顔などがなるべく写り込まないように撮影する、ボカして撮影する、端に写っている程度であればトリミングするなどの工夫が必要です。

PIXTAのアップロード枚数制限と審査の仕組み

PIXTAでは、期間ごとのアップロード可能枚数に制限が設けられています。登録直後は1ヵ月に10枚しか投稿できません。この制限枚数は、作品のセレクトの十分さ(審査でのNGが少ないこと)、ストックフォトとしての品質、タグづけの適切・正確さによって随時調整されます。

高い品質の素材をアップロードしている方については、アップロード可能枚数がより増加しやすくなっています。一方で、審査でリジェクトが多い場合や適切でないタグが多い場合など、ストックとして適切でないと判断される素材の登録が多い場合は減少しやすくなっています。

設定された期間が終わると、アップロード可能枚数がリセットされ、次の期間に一定点数がアップロードできるようになります。使われなかった枚数の次期間への繰越はできません。

審査でNG(リジェクト)になった場合には、マイページの「登録済みの作品」から「作品一覧」にて主なNG理由を確認できます。基本的に一度リジェクトとなった作品の再アップロードはお断りされていますが、修正可能なリジェクト理由の場合に限り、適切な修正を行った上で再度アップロードすることも可能です。素材が審査でリジェクトになった場合、複数の理由が当てはまる場合でも主なものを1つだけお知らせされます。審査結果についての個別の問い合わせには対応していません。

PIXTAと他のストックフォトサービスとの違い

PIXTAの特徴をより理解するために、他の主要なストックフォトサービスと比較してみましょう。

Shutterstock(シャッターストック)は素材点数が3億点以上とストックフォトサイトの中で最大規模を誇ります。毎週170万点以上の素材が追加される巨大フォトストックです。料金面ではShutterstockが一番安く、世界中に作品を届けたい人向けとされています。

Adobe Stock(アドビストック)はPhotoshop、InDesign、Illustratorなどとの綿密な連携機能を備えており、ファイル管理の手間を大幅に削減できます。月ごとに利用しなかったライセンス数は翌月以降に繰り越すことが可能です。無料素材が100万点近く公開されているのも特徴です。ただし、外国人の写真が多いため、日本人の被写体をメインで使用したい場合には向いていません。

PIXTAは日本人の画像・日本人向けイラストを使いたいなら最適な選択肢です。「国内・海外素材」「人物のあり・なし」「年代・性別などの人物特性」「写真の色味」など、絞り込み検索機能が非常に充実しています。料金は高めですが日本人素材が多く、質を重視する場合におすすめです。

審査の通りやすさについては、技術面の点からいうとShutterstock、PIXTA、Adobe Stockの順で通りやすいです。知的財産権の点ではPIXTA、Adobe Stock、Shutterstockの順で通りやすいです。クリエイター側の視点では、Adobe Stockは高品質で高単価を狙いたい人向け、PIXTAは国内需要を取り込みたい人向け、Shutterstockは世界中に作品を届けたい人向けとされています。

複数サイトへの登録も有効な戦略です。まずPIXTAに登録し、キーワードをコピペしてイメージマートに貼り付ける。その次にGoogle翻訳で翻訳したキーワードをShutterstockに貼り付けるという順番で登録すると比較的簡単に複数サイトでの販売が可能になります。

PIXTAで成功するための心構えと継続のコツ

PIXTAで成功するために最も重要なのは「継続する力」です。数枚アップロードして売れないからといってやめてしまうのではなく、アップロード数を確保することから始めましょう。

単にお小遣い稼ぎのような気持ちではモチベーションの維持が難しいかもしれません。半分趣味のような感覚で、楽しみながら続けられる人に向いている副業といえます。写真を撮ることが好きで、その写真が誰かの役に立つことに喜びを感じられる人であれば、長く続けることができるでしょう。

また、「好きな写真」ではなく「売れる写真」を投稿する意識も重要です。自分が撮りたい写真と、購入者が求めている写真は必ずしも一致しません。市場のニーズを理解し、それに応える作品を提供することが、収益化への近道となります。

上位10位以内のトップクリエイターは概ね3万枚以上、多い人で20万枚以上を販売しています。汎用性の高い写真をたくさんアップロードできる人がストックフォトサービスで高い収益を上げられます。とはいえ、最初から完璧を目指す必要はありません。まずは始めてみること、そして続けてみること。失敗しながら学び、改善していくプロセスこそが、成功への道です。

まとめ

PIXTAは日本最大級のストックフォトサービスとして、写真やイラストを販売して副収入を得たい人にとって魅力的なプラットフォームです。登録は無料で、誰でも始めることができます。

ただし、収益化までには時間がかかります。本格的に稼げるようになるまでには2年から4年程度の継続的な努力が必要で、月1万円程度の安定収入を得るには1,000点程度の作品登録が目安となります。

成功のカギは、売れる写真の特徴を理解すること、適切なタグ付けを行うこと、そして何より継続することです。人物写真が最も売れやすいですが、初心者はまずニッチなジャンルで自分だけの強みを見つけることが推奨されます。

クリエイターランク制度により、実績を積めば積むほどコミッション率が上がっていく仕組みになっているため、長期的な視点で取り組む価値があります。PIXTAでの副業は、リスクがほとんどなく始められる一方で、大きな成功には地道な努力と時間が必要です。写真を撮ることを楽しみながら、長期的な視点で取り組める方にとっては、やりがいのある副業となるでしょう。

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